いたずらじいさん、今日も行く♪オレはチワワのヨボなのさ~/散歩とごはんが大好きで~/お風呂と留守番キライだよ♪♪ 「ヨボのテーマ」、みんなで歌ってね! |
日本へ
さて、

昨日の続きです。
空港でしか飲めないという「エアブロイ」が飲めず、仕方ないので別のビアレストランでコースターをひっくり返したりした私たちは、出国手続きをしまして、搭乗口のほうに向かいましたら、なんとその途中、「離陸前の最後の休憩所」ってな感じで、エアブロイのお店があったのです。なんたる~。私たちはいつもこうやって、後ろに良いものがあるのに手前で手を打って損をするんですよね。
でも、「NEXT TO HEAVEN」とか書いてあるし、縁起でもないよ、と負け惜しみを言って、搭乗口へ向かいます。

ところで、日本を出発するとき、ヨボ(チワワ)は空港でもずっとカバンの中でしたが、ここはドイツ。空港に行くまでのタクシーはもちろん、空港の中もずっと顔を出していて何の問題もありません。この状態、いつまで許されるんだろう? さすがに、飛行機の中はまずいかな?
と思ったら、

飛行機の中でも、ふたをしなくて大丈夫でした。帰りの飛行機には日本人の客室乗務員の方も3人ほどいらっしゃったのですが、ヨボを見ても注意したりせず、「お利口にしてますね」と仰るのみでした。機内わんこOKのルフトハンザ、万歳です。



まだ夕方。朝日のような夕日(by第三舞台)だよ。これからが長いよ。

でも、飛行機って速いですね。あんなに苦労して行ったチェコのプラハなんて、あっという間に通り過ぎていましたよ。指差しているあたりが、例のホフ。ミュンヘンからプラハに行く方法については、笑い話を通り越して、もはや伝説です。

機内食でもグラーシュを頼む私。ぎりぎりまでドイツ気分に浸っていたいんじゃー。

朝日がまぶしくなってきました。


そう、朝。よく眠れた?
結局、私は1時間ほどしか眠れず、朝ご飯が出てくる頃になって眠気が襲ってきたのですが、飛行機は順調にフライトを続け、ほぼ定刻通り、成田に着陸しました。

成田に着いて、エスカレーターに乗るとき、どっちに立てば怒られないんだっけ、という疑問もありましたが(ミュンヘンは右、東京は左に立つ)、日本語の表示が一番上に書いてあるのが、なんだかんだ言って嬉しかったです。
ちなみにヨボは、飛行機を降りるときにふたを閉めてカバンの犬になりました。ここはヤーパンだから、と言って。

入国手続きを済ませ、スーツケースが出てくるのを待っている間、私はカバン(ヨボ入り)を持って動物検疫カウンターに向かいました。事前に案内図を頂いていたのですが、こんなに大きく書いてあれば、案内図がなくても分かりますね。

カウンターでカバン(ヨボ入り)を預けまして、私はいったんスーツケースが出てくるところ(なんていうんでしたっけ?)に戻ります。カウンターでは検疫所の方がカバン(ヨボ入り)と書類を確認しているのが見えましたよ。ヨボ、どんなことを考えているのかな。

スーツケースを受け取り、税関のところで、動物を輸入する申告書にハンコをもらいました。これで、検疫所でヨボを受け取ることができます。
しかし、大荷物の私たち。二人で狭い通路を抜けて検疫所に行くのは効率が悪かろうということで、私だけ行くことになったのですが、その前に家の者がちょっとトイレ、と言って、それが長かった。もう! ヨボが待ってるんだから、そんなもの引っ込めておきなさいよね! と、ふだん「出物腫れ物、ところ構わず」を信条としている私には似つかわしくないセリフを吐きつつ、ヨボの待つ検疫所へ。
検疫所の場所は、日本を出発するときに検疫を受けたのと同じところです。中に入ると既に書類が準備されていて、私は1つ1つ、間違いがないか職員の方と確認をしました。
そして、不備が無いことが確認され、どこかで健康チェックか何かを受けているであろうヨボはどこですか、と訪ねましたら、職員の方「あ、後ろに」。
へ?
と振り返りますと、1時間ほど前にカウンターで渡したままのカバン(ヨボ入り)が置いてありました。
なんだ、ヨボー。そこにずっと居たのー。
ということで、晴れてご対面。最後に健康チェックとマイクロチップを読み取って、家の者の元へ戻り、あとはバスとタクシーで家に帰りました。


だって、ヨボったら私が検疫所に入っても、スンともすんすんとも言わないんだもの。

検疫所でうんともすんとも言わなかったヨボですが、夕方になってガス屋さんが来てガスの栓を開けたり確認している間は、外的襲来! っと、ずっと吠えていました。おやつで以って気を紛らわせたんですけど、長旅の直後の訪問者は、やっぱり疲れちゃったかな。
で、夜ご飯に近所のバーでカレーを食べた後は、家に戻って、少し荷解き。

ミュンヘンのAuer Dult(アウアー・ドルト)という蚤の市で買った、えっと、どこだっけ、どこかの小さいおうち。さっそくキャンドルを灯して、あー、日本に帰って来ちゃったんだなぁ、なんて思いました。

こんな感じで、長かった1日も終わり。
もっと言えば、ドイツのお話もこれでおしまい。3ヶ月という、まぁ、短い期間でしたけど、確実に私を変えた、貴重で濃い日々のお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ということで、
ドイツを発つ日
さて、

ドイツを発つ日、仕上げの荷造りとお部屋の掃除などをしていたら、近所のYさんが焼きたてのブレッツェルを買って届けてくださいました。ラスト・ブレッツェルです。ドイツ滞在中の3ヶ月で食べた、どのブレッツェルよりも柔らかくて美味しかった。あぁ、もうこういうブレッツェルともお別れなんだな、と、しみじみ頂きましたよ。
ちなみに家の者は、この粗塩をそのまま食べるそうですが、私は、取り除いてから食べるタイプ。どっちが主流なんでしょう。

意外と片付けが早めに終わったので、Yさんのおうちに最後のご挨拶に行きました。って言っても、私たちが帰国して2ヵ月後には、日本に戻っていらっしゃるので、しばしのお別れなんですけどね。

この日は平日でしたけど、ユウ君はここ数日熱を出して学校を休んでいて、たまたまこの日は熱も下がって大事を取ってお休みしていたので、もし寝込んでいれば会えなかったし、完全に治っちゃって居れば、学校に行っていたのでやっぱり会えなかったし、一番良いタイミングでの学校欠席でした。

ユウ君は、3種類くらいの飲み薬を、「まずいんだよねー」と言いながら、がんばって飲み干していましたよ。インフルじゃなくて、良かったね。

家に戻ったら、ちょうど大家さんが買い物から帰ってきたところでした。ん? 朝会ったときより、髪型がちゃんとしてる。実は、朝方ゴミ出しのときに会った際、「後で写真を撮りましょう」と言ったら「大変、こんなぼさぼさの髪で!」みたいなことを言っていたので、ひょっとすると美容院に行っていたのかもしれないですね。
大家さんは、帰りの飛行機で食べなさいって、たくさんチョコレートをくれました。結局それは、飛行機の中では開けず、日本に帰ってから大事に1粒1粒頂いたんですが、最後の1粒を食べ終わるときは、妙にしんみりしましたねぇ。

予約していたタクシーが来る時間になりましたので、小径を通って通りに出ます。ちょうど、Yさんがお見送りに来てくださっていましたので、カメラを渡して、やらせ写真をパチリ。この小径、半生状態のなめくじがよく出没して、ヨボがむにゅぅと踏んだりしたんですよね。今度来るときは、塩をたくさん持って来よう。

ありがとう、大家さん。
また会いましょう、Yさんファミリー。

空港に着きました。ヨボはここで、最後のシッコ。次のシッコは日本だからね。


そうなの。

チェックインを済ませ、家の者が超過手荷物の料金、すなわち、ヨボの料金を払っている間、たくさんの荷物とともに座って待ちます。
そういえば、Yさんが、空港でしか飲めない「エアブロイ」っというビールがあると仰っていたけれど、どこで飲めるんだろ。

ちょっと探してみましたが、どうやらいったん外に出ないとそのお店には行けない模様。時間もあまりないし、荷物も多いし、いっか、手近なところで、ってことで、空港内のビアレストランで、最後のドイツビールとポメス(フライドポテト)などをいただきました。
そうそう、

ドイツで習った酔っ払い芸(?)。
コースターをこのようにテーブルに置き、指先でもってひょいっとたたき上げてひっくり返してキャッチするのです。

ひょいっと。

達人ともなれば、何枚も重ねたコースターでもできちゃうとか。

バシッ!
ペン回しをする感覚で、無意識にできるようになれば本物だそうですよ。私も練習しなきゃ。

なんて、どうでも良い話をしていたら、長くなっちゃいました。
続きはまた次回。


だって、長い1日だったから。
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◆副ブログ『ヨボメシ!』:とろみ
取り分けるか否か
さて、

もうドイツネタも尽きたろうと思ったら、まだアップしてない写真があったので、今日も思い出に浸ります。
9月始めのことだから、もう2ヶ月近く前ですか。ミュンヘンにあるWeissesbraeuhaus(ヴァイセスブロイハウス)というレストランに、みんなで行きました。みんなって誰よ。みんなはみんな。近所のYさんちご一家と、Yさんのお友達でミュンヘンを旅行中のナオさんと、家の者と同じお城で働く太郎さんと、私たちの、日本人ばかり7人+ヨボ(チワワ)です。

ドイツのレストランでは、各自が食べたいものを注文して、それをみんなで取り分けたりせず、頼んだ人が責任を持って食べるのが普通のようでした。ユウくんは、まさにそのスタイルを貫き、キッズメニューのトンカツと焼きジャガイモを独り占めです。
ユ「いや、それしか食べられるものが無かったんですけどね」

他の大人たちは、日本人ばかりだというのを良いことに、日本式に、みんなで適当に注文し、適当に取り分けることにしました。だって、鴨ばっかり延々と食べ続けるなんて、飽きちゃうじゃないですか。肉団子もザワクラもスープも食べたいじゃないですか。

「オレのゴハンもいつも一皿で完了ですよ」
しかし、そうやってEnte(エンテ:鴨のこと)をさばいてみんなで少しずつ取り合って食べるのが、ドイツ人には奇妙に映るみたいで、隣のテーブルの老夫婦などは、終始、眉をひそめてこの黄色人種の行動を見つめていましたよ。
やー、でも、オタクらもこうやって取り分けて食べたら良いですよ。日本では1日30品目とか言ってね、いろんな食材を食べなきゃいけないんですから、鶏肉とジャガイモと葉っぱだけなんてったら、全然間に合わないですよ。なんてことは言わず、視線も気にせず、だって、お店の人も日本人には取り皿を、って分かってらっしゃるようだったので、心置きなく楽しませてもらいました。

「おやつは別腹だから、そこのおせんべ、ちょうだいな」
ドイツ式の、この取り分けないスタイルって、あれですかね、日本で言ったらラーメン屋さんとかカレー屋さんとか、定食屋さんなんかに友達と行ったときみたいな感じなんですかね。「一口ちょうだい」とかはあるけど、基本的に自分の食べたいものは最後まで食べる!っていう。
お会計も別々だから、たとえば、お酒をあんまり飲まない人や遅れて来てあまり食べられなかった人と、最初から居てたくさんお酒を飲んだ人が割勘っていうのは酷だよなー、なんてことも避けられますしね。

デザートはパラチンケ。こういうの、最近食べてないー。
でも、基本的にカツ丼とか親子丼を最後まで食べ切れない飽きっぽい私にとっては、やっぱりあれもこれも取り分けて食べたほうが、楽しいんじゃないかな、と思ったりするのです。
って、何が言いたかったんだっけ。まぁ、いっか。それぞれに良いところと不自由なところがあるけど、そういう文化が定着してるんだから、それが合ってるんだろう、ってことですよ(投げやり)。

帰りにRathaus(ラートハウス:市庁舎)のところで偶然見られた、「おやすみ小僧」の仕掛け時計。毎晩9時の鐘のときは、小僧が出てくるんですって。
私たちがいたときは、この広場にも屋台などもちろん何にもありませんでしたけど、クリスマスが近づいてきた今の季節は、クリスマスマーケットですごいにぎわいなんだとか。良いなぁ、見てみたかったなぁ。
■おまけ

昨日漬けたゆずの種化粧水ですが、やっぱり器の割りに種が多かったみたいで、すぐに固まってしまうので、今日、大き目の瓶を買ってきて、少し移し変えました。もう既に、ゆずの種から何やら溶け出してきています。うまくできると良いな~。
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そろそろドイツ話も終わりかなー。

◆副ブログ『ヨボメシ!』:グラーシュ風
いの字さん、部長ちゃん
メリークリスマスです。
ずっとずっとよぼちゃん大好きです。Twitterでよぼちゃんのお家に部長ちゃんを迎えられたとちゅけご報告よぼちゃん頑張ったね。ずっと前からよぼちゃんのブログ拝見してました。
昨日我が家のチワワ10歳が重い心臓病だと告知されました。
頭が真っ白になり全く寝れませんでした。
夢中で病気の事ビアンカご報告大変ご無沙汰しています。
らむママです。覚えてますか?
更新がなくても時々覗いていたのですが、今日久々にブログを覗いたら、そうですか、ヨボくんお空に帰ったんですらむママご報告はじめてコメントします。
ヨボメシ何度も参考にさせていただきました。
ヨボちゃんが可愛くて、ずっと愛読していました。
でもこのブログを読んだのは昨日でしたが、、ミク、クララご報告アナさん、いの字さん大丈夫ですか?
月日は経っても痛みは中々とれないと思います。特にアナさん、大丈夫ですか?あなさんがどんなにヨボちゃんを愛していたかこの10年間ゆり子母ご報告はじめましてうちも1月に愛犬チワワを亡くしたばかりです。
たまたまこのブログを見つけたのですがヨボくんとうちの亡愛犬が体格から顔立ちなどすごく似ているのでついついコメントしまめご報告アナさんへ今日は私の最初に飼った茶色のスムースチワワの一太の10回目の命日です。
今もまた思い出して苦しくなってます。
10年経っても癒えるということはないみたいです。
で草太ハハご報告ありがとうはじめてコメントします。
アナさんとヨボくんのずっと前からのファンで、
いつもブログの更新を楽しみにしていました。
ヨボくんには何か惹きつけられる魅力があってfuyuご報告今まで…ありがとうございました。KINちゃんご報告ヨボちゃんありがとう犬の手作り食を検索してヨボちゃんを知ったのはドイツへ行かれるずっと前からでした。
初めてコメントします。
うちのチワワも昨年10月に気管虚脱から気管食道漏になダイズママ